Odysseyの特徴
- パッケージマネージャーとしてデフォルトでSileoがインストール
- Tweakの動作にlibhookerが採用
- Semi-untetheredのため再起動するとSileoやTweaksは動作しない(再脱獄することで動作する
対応バージョン
- iOS 13.0 ~ iOS 13.7
- iPadOS 13.0 ~ iPadOS 13.7
対応デバイス
対応デバイスは全デバイスです。
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iPhone SE/ SE 2/ 6s/ 6s Plus/ 7/ 7 Plus/ 8/ 8 Plus/ X/ XR/ XS/ XS Max/ 11/ 11 Pro/ 11 Pro Max
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iPod touch 7
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iPad 5/ 6/ 7/ Air/ Air 2/ Air 3/ Pro 12.9(2015)/ Pro 9.7/ Pro 12.9(2017)/ Pro 10.5/ Pro 11/ Pro 12.9(2018)/ mini 4/ mini 5
注意事項
脱獄,Jailbreakは危険な行為です。何が起きてもすべて自分1人で解決できる方のみ実行してください。
当サイトは、それらの行いに対して一切の責任を取りません。全て自己責任で行ってください。
インストール
「Odyssey」のインストール方法にはPCを使ったやり方と、デバイス単体でできる方法があります。
おすすめは、PCからのインストールです
デバイス単体
以下の記事でOdysseyをインストールできるサイトをいくつ紹介しているので署名が有効なサイトを探してインストールしてください。
PCを使ったやり方
PCからのインストールはMac/Windowsに対応しています。
- OdysseyのIPAファイルをOdyssey.devからダウンロード
- 以下の記事を参考にAltStoreを使ってIPAファイルをインストール
- Odysseyを開き、Jailbreakボタンから実行
- 「Reboot required」というアラートが出たら、OKを選択(再起動が行われます)
- 再度Odysseyを開き、Jailbreakボタンから実行
- 実行(脱獄)がうまくいくと自動でリスプリング(再起動)が行われます。
- 起動後Sileoが開ければ成功です。
- 1度再起動してから脱獄を実行
- 別のバージョンのOdysseyを試す(Odyssey Jailbreakから別バージョンのOdyssey IPAファイルのダウンロードが可能です)
- Odysseyを開き、Jailbreakボタンから実行
- SSH接続してuicache -aを実行
アプリの信頼
OTAデータの削除
OTAアップデートデータがあるとうまくいかないので、「設定.app > 一般 > ストレージ」からOTAアップデートデータを削除しておいてください。なければ大丈夫です。
脱獄実行!
①実行
インストール後Odysseyを2回実行しますが、1回目の実行では「再マウント(Snapshotの名前変更)」などが行われます。
この段階では、Sileoはインストールされません。
②実行
2回目の実行ではSileoのインストールなどの作業が行われます。
失敗した場合
途中で再起動、エラーが出るなどは失敗です。以下のことを試してみてください。
再脱獄
再起動してしまうとCydiaやTweaksが動作しない再起動状態に入ってしまうため再脱獄が必要になってきます。
この「再脱獄」の手順は「実行 2回目」の同じ手順です。
エラー
Sileoが開けない
Sileoを開いても落ちてしまう場合は、再起動AND再脱獄を試してみてください。
それでも開けない場合は、一度入獄してから最初から脱獄を試してみてください。
Sileoがない
Sileoが見つからない場合は、以下ことを試してみてください。
脱獄をやめたい!
脱獄をやめたいSileoを削除したい場合は、入獄(Restore RootFS)する必要があります。
コメント
odysseyで脱獄する際、settingの中にios ota updateとありますが、これがオンになっててもiosはアップデートされませんか?
それは「OTAアップデート」を有効にするかの設定項目です。
オンにしてもアップデートされるわけではありません。
②実行のところがsileoじゃなくてsileになってますよ
修正しておきました。
unc0ver からの移行方法は どのようにすればよろしいでしょうか?
uncOver で入れていたtweakも
すべて移行しますか?
もしくはtweakすべてを移行させる方法を ご教示おねがいします。
Odysseyは他の脱獄ツールからの切り替えは一度入獄が必要です。
Odysseyインストール→OdysseyでRestore RootFS(入獄)→Odysseyで脱獄という流れになります。
他の脱獄ツールからの切り替え機能も搭載予定ではあります。
Restore RootFS(入獄)はTweakが消えてしまいますが、Tweak,リポジトリのバックアップ/復元はBatchmaticで可能です。
https://zunda-hack.com/2020:02/13/batchmatic/
他にもリポジトリのバックアップなどがあります。
https://zunda-hack.com/2019:02/01/restore-repo-with-flame-and-filza-file-manager-backup/
https://zunda-hack.com/2019:05/17/restore-backup-sileo-of-repository/
これってどうなったんですか?
https://zunda-hack.com/2020:05/22/libhooker-jailbreak-detection-avoid-function-will/
今後libhookerの設定項目が予定されているのでそちらで実装されるかもしれません。
Odysseyのリンク先がunc0verで草
修正しておきました。