Theos
Theosとは脱獄ソフトウェア開発のツールで、Tweakの開発とTweakのビルドをすることができます。
Mac/ iOS/ Linux/ Windows(Cygwin)に対応しています。
Theosの構築方法
Theosの構築方法に関しては、以下の記事を参考に構築しください。
https://zunda-hack.com/2020:07/19/how-to-build-theos-on-mac/
Tweakの開発方法
Theosの起動
Tweakの開発では、最低限のファイルをTheosが用意してくれます。
構築方法の記事で、theosコマンドで、/opt/theos/binのnic.plを起動できるようにしたので、theosコマンドで、Theosを起動します。
その前にTweakを保存したディレクトリ(Desktopなど)に移動します。
cd Desktop theos
カテゴリを選択
Theosを起動すると、いくつかのカテゴリが表示されます。「Tweak」となっているものの番号(ここでは11)を入力してEnter
パッケージ情報を入力
次は、Tweakの名前、開発者の名前、Bundle IDなどを設定していきます。これらは後でcontrolファイルを用いることで、変更なので適当でも大丈夫です。
項目 | 説明 | 例 |
---|---|---|
Project Name | Tweakの名前 | ChangeSound |
Package Name | TweakのBundle ID(URLの逆みたいなやつ) | com.zunda.changesound |
Author Maintainer | 開発者の名前 | zunda |
Bundle Filter | 依存パッケージのBundle ID(特になければEnterをおしてそのまま進んでも良い) | ws.hbang.common |
List of applications | 動作させたいアプリのBundle ID デフォルトはSpringBoard(com.apple.springboard) | com.burbn.instagram |
準備完了
これでTweakを開発できるようになりました。
changesoundディレクトリーには、ChangeSound.plist、Tweak.x, Makefile, controlの4つのファイルができていたらTweak開発の準備は完了です。
次にやること
今回で、Tweakの開発をする準備はできたので、次はTheosの動作確認のついでにdebファイルのビルドを行ってみましょう
Theosの使い方 ビルド編は現在執筆中です。
コメント
iPhoneでのやり方も公開して欲しいです。
そのうち紹介したいと思います。