【ビルド編】Theosの使い方

脱獄

Theos

Theosとは脱獄ソフトウェア開発のツールで、Tweakの開発Tweakのビルドをすることができます。
Mac/ iOS/ Linux/ Windows(Cygwin)に対応しています。

Theosの使い方【準備編】

ビルド

準備編の記事でファイルの準備はできました。次はそれらのファイルをビルドして、1つのファイル(debファイル)にしていきます。

ビルドとは、プログラミングで一般的に言われているコンパイルとほぼ同じです。ビルドする中でコンパイルが行われています。

ファイルの種類

Tweakの形態によってもファイルの種類は異なるのですが、デフォルトの4つのファイルを解説しておきます。

ファイル名 説明 内容
control パッケージ(Tweak)の表面的な情報が書かれている パッケージ名、開発者名、バージョン
Makefile ビルドに関する情報が書かれている ARCHS = arm64 arm64e
Tweak名.plist 動作させたいアプリのBundle IDが書かれている com.apple.springboard
Tweak.x Tweakの動作がプログラミング言語(Objective-C)で書かれている

ビルドしてみる

とりあえず4つのファイルになにも編集を加えなくてもビルドしてみることはできるので、ビルドしてTheosがちゃんと動作するか確かめてみましょう。
Tweakのあるディレクトリーに作業ディレクトリを移動します。

cd Desktop/changesound

そのあとmakeというコマンドで仮ビルドをしてみます。

make

ここでエラーがでなければ、以下のコマンドでビルドして、debファイルを作っていきます。

make package

ビルドがうまくいくとTweakのディレクトリーにpackagesというディレクトリができその中にdebファイルができあがっているはずです。
これをiPhoneなどでインストールするとTweakとして動作してくれます。(今回はTweak.xを編集していないため動作はしません)

終わり

とりあえずこれでTweakの開発はできるようになりました。
あとは、4つのファイルの書き方を勉強していけば、作りたいTweakが作れるようになります。
次のステップの記事は執筆中です…

コメント

  1. 次回の記事楽しみにしてます!
    簡単な tweak の tutorial とか書いてくれるとすごく嬉しいです

  2. zundaさん、最後誤字ってますよw

    • 直しておきました( _ _ )

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