sRemo-R3を操作できるショートカット(iOS)を作ってみた。

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ショートカット(iOS)

ショートカットはいろいろな業務/操作を1つのショートカットとして作成でき、ボタンでの実行、「ショートカット名」を読み上げることでSiriからの実行が可能です。
「if文(条件分岐)」「for文(繰り返し)」「リスト」「辞書」「HTTP GET/POST」「SSH接続」なども使うことが可能で、かなり多くのことが可能です。
オートメーションという「時間で実行」「メールが来た時に実行」「充電されたときに実行」などの自動実行があります。

sRemo-R3

sRemo-R3とは「SOCINNO」が販売しているスマートリモコンです。
APIが利用可能で、プログラミングなどを使って、操作が可能です。
詳しくは以下のレビューから確認です。

sCloud API

sRemoのスマートリモコンはAPIが利用可能で、「sCloud API」というものを使用して、プログラミングなどを用いた家電の操作が可能です。

ショートカットを作ってみた

APIが利用可能とのことで、初めてショートカットを作成してみたのですが、かなり簡単に作成することができました。
ショートカットの「URLの内容を取得」というアクションを用いることで、ショートカットを作成しました。
詳しい使い方に関しては以下からショートカットをダウンロードしてみてください。
自分でもショートカットやプログラミングに詳しくなくても自分でショートカットを作れるようにしたので、そちらも見てみてください。

作ったショートカット例

注意事項

iOS 14のショートカットで作成したためiOS 13などではうまく動かない可能性があります。その場合には調整が必要です。

使用する前に

  • APIアクセストークン」と「sRemo識別子」が必要です。
  • 「APIアクセストークン」はsRemo.bizにログイン後、「sRemo情報」から発行可能です。

  • さらに「家電番号(画面番号)」が必要で、アプリから確認可能です。

センサー情報

sRemo-R3のセンサー(温度、湿度、照度)を確認することができます。
センサーがずれている場合は、誤差温度の計算式に「数字」を入力することでセンサーのずれを調整することが可能です。照度に関しては誤差調整は設けていません。


sRemoリモコン操作

これはほかの「チャンネル変えて」「テレビの電源」などにショートカットに必要なショートカットです。単体で動作するようには作られていません。
これにはリモコン操作の基本が詰まっているものです。「テレビの電源」などのショートカット内部では「sRemoリモコン操作」が実行されています。

テレビの電源

「テレビの電源」は今テレビが付いているかの情報がなく、「電源オン」というショートカットが作成できません。
なので、「オン/オフ」どちらも兼ね備えたショートカットになっています。

チャンネル変えて

数字の入力を求められ、チャンネルを変更可能です。
音声入力で操作したい場合は、調整が必要です。

テレビの音量上げて

「テレビの音量」を上げることが可能です。ただ1ずつ上がるので2以上、上げたい際には時間がかかります。

テレビの音量下げて

「テレビの音量」を下げることが可能です。ただ1ずつ下がるので2以上、下げたい際には時間がかかります。

エアコンつけて

「温度」「運転モード」「風量」「風向き」を選択して、エアコンをつけることが可能です。
毎回4つ聞かれるので、めんどくさい場合は事前に設定して新たにショートカットを作成すると楽です。

エアコン消して

エアコンの「停止」をつかってエアコンを消すことが可能です。

ライト消して

ライトの「消灯」を使ってライトを消すことが可能です。

自分でショートカットを作成する方法

上であげたショートカットは「sRemoリモコン操作」というショートカットに「引数」を渡して、sRemoを操作しています。
なので、この引数を操作したいショートカットごとに変えればほかの動作も利用可能です。
引数には「家電番号」と「信号情報」が含まれています。
「信号情報」は「sCloud APIの解説」から確認可能です。
基本の形は「{家電番号}-{家電種別}-{制御番号}」という形になっています。

テレビ

家電番号が「1」、家電種別が「テレビ」でミュートをしたいとなると「1-t-29」という形になります。
これを「sRemoリモコン操作」ショートカットに渡すことでテレビをミュートにすることが可能です。

エアコン

エアコンは少し複雑です。「温度」「風量」「風向き」などの情報が必要です。
基本の形は「{家電番号}-a-{ON/OFF}-{モード}-{風量}-{風向}-{温度}」になります。
なので、家電番号が「2」モードが「暖房」、風量が「弱2」、風向きが「上下」、温度が「25」の場合、「2-a-n-2-3-2-25」という形になります。
これでエアコンをつけることが可能です。

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