Electraのインストーラー、Sileoのほか脱獄ツール対応、Sileoのリポジトリなどについてご紹介していきます。
インストーラーの方針変更
以前までは、デフォルトで、Sileoをインストールし、オプションとしてCydiaをインストールできるようにするという方針でしたが、以前のSaurik氏の記事で書いた通り、Cydiaは忘れてくれという本人からの意図があったためiOS 12対応のElectraはCydiaをインストールするオプションはなしという方向に決まったそうです。
It seems likely we'll go Sileo-only for Electra12; doesn't make sense to keep Cydia as an option when we no longer test, update or support it.
— CoolStar (@coolstarorg) 2019年4月22日
Electra12 リリース時期
今回のCydiaサポートなしが決まり、Cydiaのために使っていたテスト時間、iOS 12への対応への時間が短縮されより早くElectra12がリリースされるかもしれません。
すでにA12デバイス上でのTweaksの動作も確認されており、さらにSileo 0.8b11版では、すでにiPhone XS Maxなどの新しい解像度のデバイスに対応しているので、かなり順調に作業が進んでいるように感じられます。
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Sileo on unc0ver?
Sileoは以前unc0verのようなElectra以外の脱獄ツールでも公式にサポートするという方針でしたが、これに関しても方針が変わり、他の脱獄ツールのためのSileoは準備していないようです。
理由に関しては、わかりませんがunc0verが全デバイスに対応できていないことや、前回の記事のような私情のようなものが関係していると思われます。
公式でのサポートはなくなりますが、おそらくSileoをunc0verなどで動かすSileo for unc0verなどの動きは今後も出てくると思うます。
Sileo currently only supports, and will only support iOS 11 and higher on the Electra jailbreaks.
We are no longer making ports to other jailbreaks, and any ports are unofficial.
— Sileo (@GetSileo) 2019年4月22日
リポジトリ
Sileoに登録できるリポジトリに制限がかかるようです。これによりCydiaで使用できたリポジトリが使用できなくなる可能性があります。
主には、httpリポジトリで、SHA256 hashsを追加していない、MD5 checksumsを使用しているリポジトリなどが使用できなくなり、これにはリポジトリ管理者がhttpsへの対応かSHA256 hashsを追加する必要があるようです。
Repo Maintainers: If your repo does not have SHA256 hashes for packages, make sure to add them. Support for SHA1 and MD5 is already gone from the upstream versions of APT, and will be removed in future versions of Sileo
— Sileo (@GetSileo) 2019年4月16日
きょうの一言
多くのリポジトリがhttps化していますが、httpのリポジトリもまだあるので、それらが使用できなくなるのは、困りますね~
あとは、予定されているCydiaでいう更新情報タブが追加されるとうれしいですね~
コメント
unc0ver darkでsileo対応済み
頑張れElectra ヽ( ̄▽ ̄)ノキャッキャ