振り返っていこう
この2020年 iOS 脱獄界隈で起きた大きな出来事を並べて行っています。
すべて載せられたわけではありません。いくつか順番がおかしくなっている可能性があります。
間違っているところがあればコメントで教えてください。
2020年の歴史
- パッケージマネージャー「Zebra」が正式版にアップデート
- パッケージマネージャー「Installer 5」が正式版にアップデート
- 08Tc3wBB氏がPhone 11 Pro Max iOS 13.3.1 beta 1の脱獄成功を報告
- checkra1nがLinuxに対応
- Brandon氏がiOS 13.3以下で利用可能なExploitをリリース
- unc0verが24時間以内にリリースと予告したが、バグが見つかりリリース延期
- unc0verがiOS 13.3以下,A12/A13デバイス対応の脱獄ツールをリリース
- 完全脱獄が可能と噂された「Spice」がオープンソースに
- Jakeashacks氏がoob_timestamp Exploitを改良し全iOS 12で使用できるように
- unc0verがA11以下のデバイスでもiOS 13の脱獄ができるように
- CorelliumがiPhone上でAndroidを動かせるツール「Sandcastle」をリリース
- 外でcheckra1nを実行可能なちっちゃいデバイス「Ra1nbox」が販売開始
- 計画していたiOS 13脱獄ツール「Chimera13」が中止に
- 脱獄ツール「Chimera」に新たなTweak Injection「libhooker」が導入
- BootROM Exploit「checkm8」を採用した脱獄ツール「Fugu」がリリース
- AltStoreで任意のアプリのインストールが可能に
- Ryan Petrich氏が脱獄界に復帰し、ActivatorがiOS 13に対応させる
- Proteas氏がiOS 13.4.1にて完全脱獄にもつながる手法でtfp0の取得に成功
- checkra1n環境にてSileo/libhookerが使える「Chimera1n」がリリース
- Siguza氏がSandboxを回避できるExploit「Psychic Paper」をリリース
- 入獄状態で使用できる「FilzaEscaped」iOS 13.4.1以下対応版がリリース
- SHSHなしで好きなバージョンにダウングレードできるツール「Successtion」がリリース
- unc0verがiOS 13.5の脱獄サポートを予告
- Chimera13の開発が再開
- iOS 13.5の脱獄に対応したunc0verを24時間以内にリリースと予告
- iOS 13.5の脱獄に対応したunc0verがリリース
- tvOS 13.5の脱獄に対応したunc0verTVがリリース
- フル機能のlibhooker/Anemone 3がcheckra1nで使える「OdysseyRa1n」がリリース
- 簡単にデバイス単体でTweakを作れる「Supercharge」がリリース
- Chimera13の正式名称が「Odysesy」に決定
- checkra1nがiOS 14 betaで動作することが報告
- unc0verがOdysseyに対してDMCA侵害の申し立てを行う
- Jakeashacks氏がtime_waste ExploitをiOS 12.4.7に対応させる
- 脱獄ツール「Odyssey」のIPAファイルがリーク
- Nepeta氏が脱獄界に復活し、リポジトリ運営を再開させる
- unc0verがiOS 12.4.8の脱獄に対応
- Pangu TeamがMOSEC2020にてiPhone 11 Pro iOS 14の脱獄でもを披露
- 脱獄ツール「Odyssey」の公開ベータ版がリリース
- iPhoneでiPhoneの「checkra1n」の実行に成功
- iOS 14にてBootROM Exploit「checkm8」に対してAppleがSEPの仕様変更により対策を施す
- MOSEC2020にてSEPの脆弱性について報告
- 08Tc3wBB氏がiPhone 11 Pro Max iOS 13.6.1の脱獄に成功
- iOS 13の脱獄ツール「Odyssey」の正式版がリリース
- 一部のiOS 14デバイスに対応した「checkra1n」がリリース
- qwertyoruiop氏がiOS 14にてPACの回避に成功
- ABC ResearchがiOS 14にてSSH接続に成功
- AltStoreをPCなしの単体で動作するような「AltDaemon」をリリース
- iBSparkes氏が発売当日にiPhone 12のrootのアクセスに成功
- ZecOpsが新たな脱獄チームを結成
- checkra1nがSEP Exploitを採用しiOS 14 A10/A11デバイスの脱獄に対応
- simo氏がiOS 13.7以下でtfp0を取得できるExploit「oob_events」をリリース
- POC2020にてSingular Security LabのLiang Chen氏がiPhone 12 Pro iOS 14.2の脱獄デモを披露
- 08Tc3wBB氏がiOS 13.7以下で利用可能なExploitをリリース
- OdysseyがiOS 13.7の脱獄に対応
- checkra1nがHomePods(audioOS)の脱獄に対応
- ChimeraがiOS 12.4.9の脱獄に対応
- Electraがv2.0にアップデートしCydiaのサポートを終了/libhookerを導入
- ChimeraがiOS 12.5の脱獄に対応
きょうの一言
2020年は全iOS 12/iOS 13のSemi-untethered脱獄が可能になりかなり脱獄を楽しめたとしではなかったでしょうか
そして無敵のcheckra1nに対してAppleがSEPの仕様変更で策を入れたかと思えばそれを突破するSEP Exploitを開発してしまうというcheckra1n Teamには驚きました。
このSEP Exploitが2021年の1/1にリリースされ、2021年はこれを用いたダウングレードツールなどが盛り上がるのではないかと期待しています( ^ω^ )
遅れましたが、今年もよろしくお願いします。
コメント