Magisk
対応デバイス
調べた限り多くのデバイスがroot化などができるようですが、デバイスにあったTWRPファイル(後述)が必要です。
なので事前にTWRPファイルがあるかを「TWRP.me」から探すか「デバイス名 TWRP」などで検索して見つけてから実行してください。
注意事項
- データはすべて消去されます。(OEMの解除をするため)
用意するもの
- PC(Windows, Mac, Linuxどれでも可能だが今回はWindowsを基準に話を進める)
- Androidデバイス
- AndroidとPCを接続できるケーブル
自分が使用したものは「OnePlus 5T」執筆時点での最新バージョンAndroid 9(OxygenOS 9.0.11)です。
root化への流れ
- TWRPカスタムリカバリーをインストール
- Magiskをインストールしてroot化
通常のリカバリーをカスタムリカバリーへ置き換え
ダウンロード(PC)
![](https://zunda-hack.com/wp-content/uploads/2020/05/AB79F411-469F-44F4-8171-7114BF0C664A-300x109.jpeg)
Android SDK Platform-Tools
![](https://developer.android.com/static/images/social/android-developers.png)
TWRP
通常のリカバリーモードがこのTWRPに置き換わり、TWRPを適用すると通常のリカバリーモードは使えなくなります。
デバイスごとにカスタムリカバリーファイルが配布されているので、デバイスにあったIMGファイルをダウンロードしてください。
もし見つからなければ「デバイス名 TWRP」と検索すれば配布している別サイトが見つかるかもしれません。
ファイル名の例:twrp-3.3.1-0-dumpling.img
Unlock Bootloader
Unlock BootloaderをするためにはOEMを解除が必要なため先にOEMを解除していきます。
OEM解除後すぐにUnlock Bootloaderについて聞かれます。
開発者向けオプションを設定(Android)
- 「設定アプリ>端末情報」内のビルド番号を7回タップして開発者向けオプションを有効にする
- 「設定アプリ>システム>開発者向けオプション」内の「OEMロック解除」と「USBデバッグ」をオンにする
![](https://zunda-hack.com/wp-content/uploads/2020/05/62C1423D-B2B3-4C6F-8913-F130F33544EE-300x600.jpeg)
![](https://zunda-hack.com/wp-content/uploads/2020/05/C5B4B76B-FC87-4212-8286-D477C2A388FD-300x79.jpeg)
![](https://zunda-hack.com/wp-content/uploads/2020/05/5201AF2B-C27C-48E7-94F5-2E097A46A307-300x79.jpeg)
OEMを解除
![](https://zunda-hack.com/wp-content/uploads/2020/05/F9FA8283-3AFB-4ECE-A99E-389740CA28AD-300x85.jpeg)
- AndroidをPCにUSB接続して「コマンドプロンプト」を起動
- 作業ディレクトリをダウンロードしたAndroid SDK Platform-Toolsのディレクトリ内のplatform-toolsディレクトリに移動
- fastbootモードで起動(Androidが再起動されます)
- OEMを解除
cd %USERPROFILE%/Downloads/<ここにダウンロードしたAndroid SDK Platform-Toolsのフォルダー名>/platform-tools
例)cd %USERPROFILE%/Downloads/platform-tools_r30.0.1-windows/platform-tools
以下のような画像がAndroidの画面に表示されます。
adb reboot bootloader
![](https://zunda-hack.com/wp-content/uploads/2020/05/14A25C9A-B247-44E8-9A55-BB48ADA1764F-300x274.jpeg)
fastboot oem unlock
Unlock Bootloader
実際にUnlock Bootloaderを行なっていきます。
![](https://zunda-hack.com/wp-content/uploads/2020/05/4D904B90-B3A6-430B-952C-CB95F6769F33-300x425.jpeg)
- Unlock Bootloader
- 自動で再起動が行われたあと初期設定を行う
OEM解除後Android側で選択肢が出るので、UNLOCK THE BOOTLOADERを選択
Magiskをダウンロード(Android)
ファイル名の例:Magisk-v20.4.zip
TWRP(カスタムリカバリー)のインストール
開発者向けオプションを設定(Android)
- 「設定アプリ>端末情報」内のビルド番号を7回タップして開発者向けオプションを有効にする
- 「設定アプリ>システム>開発者向けオプション」内の「USBデバッグ」と「高度な再起動」をオンにする
![](https://zunda-hack.com/wp-content/uploads/2020/05/62C1423D-B2B3-4C6F-8913-F130F33544EE-300x600.jpeg)
![](https://zunda-hack.com/wp-content/uploads/2020/05/5201AF2B-C27C-48E7-94F5-2E097A46A307-300x79.jpeg)
![](https://zunda-hack.com/wp-content/uploads/2020/05/9632B6F9-7747-437A-AF2A-B215BF3E1DDB-300x79.jpeg)
TWRPのインストール
![](https://zunda-hack.com/wp-content/uploads/2020/05/40A6DCD2-C3A5-4372-BC07-4EB241C344F9-300x80.jpeg)
- AndroidをPCにUSB接続して「コマンドプロンプト」を起動
- fastbootモードで起動(Androidが再起動されます)
- TWRP(カスタムリカバリー)をフラッシュ
- TWRP(カスタムリカバリー)で起動
adb reboot bootloader
![](https://zunda-hack.com/wp-content/uploads/2020/05/14A25C9A-B247-44E8-9A55-BB48ADA1764F-300x274.jpeg)
fastboot flash recovery <ダウンロードしたTWRPファイル>.img
例)fastboot flash recovery C:\Users\zunda\Downloads\twrp-3.3.1-0-dumpling.img
fastboot boot <ダウンロードしたTWRPファイル>.img
例)fastboot boot C:\Users\zunda\Downloads\twrp-3.3.1-0-dumpling.img
Magiskのインストール
Magiskをインストールしてroot化していきます。
root化しないと再起動してしまうとTWRPが消されて通常のリカバリーモードに戻ってしまいます。
- Installを選択
- /sdcard/Downloadを開く
- ダウンロードしたMagiskファイルを選択
- Swipe to confirm Flashをスワイプしてインストール
- doneとでてインストールが完了したらReboot Systemを選択
- Swipe to Install TWRP Appをスワイプして再起動(通常のAndroidが起動される
![](https://zunda-hack.com/wp-content/uploads/2020/05/CF977398-9A5A-43D3-AB5A-F71E4D061A5D-300x600.png)
![](https://zunda-hack.com/wp-content/uploads/2020/05/F073ECCB-1FCB-44E6-82F3-319F34538AC1-300x600.png)
![](https://zunda-hack.com/wp-content/uploads/2020/05/42E103AC-E864-4E74-A9E9-6EF29F92ECD1-300x600.png)
![](https://zunda-hack.com/wp-content/uploads/2020/05/5CC04C67-929D-4D6B-A96C-6EE8A80EC843-300x600.png)
root化の確認
Magiskの確認
通常通りAndroidが起動後、Magiskがインストールされているかを確認
![](https://zunda-hack.com/wp-content/uploads/2020/05/5B9EDA1C-3DFA-41E6-9074-5B828F2E0DC9-300x600.jpeg)
TWRPの確認
リカバリーモードに入りTWRPが起動されるかを確認
TWRPからは、Rebootメニュー内のSystemで再起動して抜けられます。
![](https://zunda-hack.com/wp-content/uploads/2020/05/CF977398-9A5A-43D3-AB5A-F71E4D061A5D-300x600.png)
コメント
エアプ記事じゃないかな。bootloader unlockが必須条件なのに的外れにも程がある。
Unlock Bootloaderについても少し書いていたのですが、以下のように勘違いしていたため小さく書いてしまいました…。記事のほうは修正させていただきました。
OEM解除 = Unlock Bootloaderだと思っていたのですが、どうやらUnlock BootloaderにOEM解除が前提という事のようですね。
キャリア版だと Bootloaderが塞いであるんだよなぁ…
持ってるデバイスのTWRPファイルないわ………
現在のAndroid10デバイスでもTWRPのフラッシュってそれで行けましたっけ?!
ま、何にしても泥記事は斬新で個人的には少し嬉しいかな。
これだとたしかクラプ回避できるんですよね