unc0ver v3.1.0
iOS 11.0 ~ 12.1.2対応の脱獄ツール「unc0ver」がv3.1.0にアップデート
今回のアップデートで、著しい安定性が向上したようです。
25個のアップデートがありました。
unc0ver v3.1.0 is now out – The biggest update to unc0ver yet!https://t.co/xwxRUEfMOT
— Pwn20wnd (@Pwn20wnd) 2019年5月23日
アップデート内容
- 脱獄成功の成功率向上のため、kernel patchesの書き換え
- 脱獄の最適化のために、設定システムを書き換え
- より便利な情報を供給するために、診断システムの書き換え
- 脱獄後の環境安定化の向上のために、unrestrict libraryの書き換え
- 他のiOS 12脱獄ツール(Chimeraなど)からの切り替えで、Restore RootFS(初期化)、データの初期化なしで行えるように
- mach_lookupとmach_regsterのためにUnrestrictにsandbox exceptionsを追加
- 安定性とパフォーマンスの修正のために、iOS 12のSubstrateをよくするプロセスの問題を修正
- 問題のあるRocketBootstrapを修正
- iMessageアプリの音楽がクラッシュする問題を修正
- FaceTimeアプリのコールが消えてしまう問題を修正
- カメラがクラッシュする問題を修正
- ローカルリポジトリをアップデートし、uicacheとsbreloadのコマンドの書き換え
- Restore RootFS(初期化)時に、アイコンが残ってしまう問題を修正
- securityd daemon がiOS 12でフリーズする原因となっているため、無効化するためにmobilesubstrateをアップデート
- machswap, machswap2のExploitを使用して脱獄する場合の、著しい成功率の向上
- 脱獄時にOKボタンを押して、リスプリングするように
- 自身での修復性の向上
- 脱獄実行時時ののプログレスを表示
- コードの最適化
- 例外処理を向上
- より細かくエラーメッセージを表示できるように
- デバイスについて表示するように
- ログの向上
- Reload System DaemonsとEnable get-task-allowを再設定
- Enable get-task-allowをデフォルトでオンに
気になるアップデート
- iMessage,FaceTime,カメラアプリの問題の修正
- 脱獄時の安定性向上
- 脱獄後の安定性向上
- Restore RootFS時のアイコンが残ってしまう問題の修正
- 他iOS 12脱獄ツールからの切り替えで、Restore RootFS(入獄)、データの初期化をしなくても切り替えられるように
入獄時に少し気になる「アイコンが残ってしまう問題」が解決され、入獄後にCydiaや、RePovisionのアイコンが完全に消えるようになり、より使いやすくなったのではないでしょうか?
そして、入獄せずに、Chimeraからunc0verに切り替えられるというものですが、実際に試してみたところTweaksも全て消えずにunc0verに切り替えが成功しましたが、消えてほしいファイル(Substituteなど)も残ってしまい、一部エラーが出てしまいますので、入獄してからunc0verに乗り換えるのが、安心かなと思います。
unc0ver
インストール
unc0verのインストールには下記のような方法があります。
- PCからCydia Impactorでインストール
- デバイス単体でReProvision,Ext3nder Installerからインストール
- デバイス単体で署名サービスからインストール
※脱獄状態である必要あり
きょうの一言
上にあげたアップデート内容に気になるものがあれば、アップデーで試してみるのもありかと思われます。
しかし、現状に問題がなければ、基本的にはアップデートしなくていいのかと思われます…
コメント
再脱獄の時MS2を選択しても落ちなくなったのでほんと安定しましたね〜。